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なんのへんてつもない個人の感想です。

【CD】ミイラズ流Lo-Fiヒップホップ/The Mirraz「Last Straw」

※以前noteで書いていた記事を引っ越しさせました。

1年ぶりのフルアルバム、「Last Straw」が突然のリリース!

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The Mirraz「Last Straw」2020.10.24 リリース。全15曲収録。

▶︎iTunes Store配信リンク
https://music.apple.com/jp/album/1535887421?app=itunes

▶︎Apple MUSIC 配信リンク
https://music.apple.com/jp/album/1535887421?mt=1&app=music&at=10l7qr

 

ミイラズ濃度100%の“Lo-Fi HIPHOP

「新しい生活様式」の名の下で、自宅にいることが多くなった私たちが楽しむ作品として最善なものとして届けられた最新アルバムは、濃度100%、どこを切ってもミイラズのLo-Fi HIPHOP

※Lo-Fi HIP HOPとは
https://www.arban-mag.com/article/54726

 

「新しい生活様式」だから活きる楽曲

ライブではなく自宅で1人、屋外であってもイヤホン越しに1人で。楽曲と1対1で向き合い、楽しむことで最も力を発揮するアルバムなのではないでしょうか。

ただ、1人で楽しめる作品としてであれば、テーマに沿った既存曲、またはリアレンジを施した既存曲集でもファンとしては十分嬉しいものの、そこを全曲(しかも15曲も)書き下ろすとか…ミイラズ、恐ろしい子…!


タイトルについての個人的な思い出

The Last Straw —— 最後の藁。
私自身がこの言葉を知ったのは「青の炎」という小説でした。
作中で冷静かつ印象的に主人公の心情と状況が描かれている場面で目にしたときから、ずっとことあるごとに浮かんでいた慣用句。
20年近く前に何故か刺さったその言葉を、今大好きなミイラズのアルバム・タイトルとして再会するなんて、まったく予想してなかったな。だからめちゃくちゃ驚いたし、動揺して即刻iPhoneApple Music開いたけど、解禁は24時から…というオチでした。とほほー(cv 脳みそ夫)

 

余談 小説「青の炎」につきまして

ちなみに「青の炎」は主人公の秀一を嵐の二宮和也が、ヒロインの紀子を松浦亜弥が演じて映画化されてます。
ただ、原作厨としては小説イズ ジャスティス。何度も読んで、毎回同じ場所で感極まる…など、思い入れが強いので、そのうち別で書きます。書き出すと長くなるから。

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「青の炎」貴志祐介


作品の舞台が湘南・江ノ電沿線なのですが、畠山さんが江ノ電通学していたのを知ったとき、心の中では「秀一やん…」と呟いたこともあります。(秀一はロードレーサーでチャリ通してるけど)

で、今回タイトルを見る限り、畠山さんはほぼ秀一です。もはやニノより秀一。

 

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仕事では去年鎌倉散歩した時に買った鵠沼スヌーピーファイルを使ってます。機密書類も隠れるぜ。

 

最終回は見届けたい

閑話休題。アルバムの話に戻ります。
好きな曲・歌詞とかは野暮になるので割愛しますが、かねてより"好きな作家・好きなアーティストの最終回、最後の作品を見届けないと死ねないと公言してるマン"なので「最終回」はずっと頷いてました。BPMに合わせて。

友だち・家族はもちろん、なんなら地球の最後も見届けたいので、50億年とか生きられるなら頑張りたいとすら思ってます。

だからミイラズの最終回だって、アーティスト畠山承平の最後の作品だって見届けないと死ねないのです。まだまだ足りない。100歳の畠山翁(はたけやまのおきな)がどんな曲作るか気になるので長生きしてください。細く…長く…細い必要はないけども出来るだけ長く!!お願いします!!

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長生きのため、毎晩のミロで鉄分補給しています!!